11.20【横浜】ブロードスクエア戸塚様の植栽管理が完了しました。

こんにちは。小俣造園の小俣聖です。本日、横浜にあるマンションの植栽管理が終わりました。

 

普段の記事では主に個人邸のものをお伝えしていますが、こちらは掲載の許可をいただくことができました。樹木の剪定や芝刈り、除草などのマンション内の緑地帯のメンテナンスをトータルで手掛けています。敷地の面積がとても大きいので、その分植栽されている樹木のボリュームもすごいです。おそらく敷地の端から端までは徒歩で2~3分はかかるでしょうか。そのためお伝えできる量も限られてしまいますが、外観を引き立てるような素晴らしい樹木も多いですので、ぜひご覧ください。

 

トップの写真にある3本の高木は日本庭園には欠かせないモッコクです。写真を拡大しても目立たないほど枝を細くし、葉を強調させる手入れが特徴です。日本庭園特有のやわらかい印象を引き立たせることから、松と並んで植木の王様とも称されます。また松と並んで最も手入れが難しい樹種でもあります。

正面と裏のエントランス脇にはヤマモモがあります。こちらも剪定鋏を用いた透かし剪定がよく栄える樹種です。枝が伸びてボサボサになったから手入れをするというよりも、緑が濃くなったから手入れをするという意味合いの方が強いかもしれません。住人の方の多くが目にする機会の多い樹木なので気合が一層入るものでした。

その他にもシラカシやクロガネモチ、クスノキなどの高木類の手入れを一通り行いました。写真でお伝えしたものはごく一部なので、また次回以降に伺った際には別の場所の写真で手入れの様子をお伝えしたいと思います。

 

また、ブログをはじめて間もないこともあり、掲載数は少ないですが小俣造園ではマンションの植栽管理も手掛けています。もし、植栽管理でお悩みの方がいらっしゃれば、お電話やメール、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

 

 

先日、数年ぶりに受検というものを経験しました。造園施工管理技士というこの業界にある専門資格を取得するためです。試験会場は東京大学で、校内ではシンボルマークにもなっているイチョウの並木が綺麗に色づいていました。

ちなみにイチョウには雄の木と雌の木があり、ギンナン特有のあの臭いを出すのは雌の木です。東京大学のイチョウ並木には雌の木もあるため、見た目は綺麗だったのですが屋内にいても臭いが届くほどでした。これを防ぐために街路樹として植栽されるイチョウはすべて雄の木で統一されています。

 

それでは失礼します。次回の更新もお楽しみに!

 

小俣