6.4【相模原】S様邸 黒松の手入れが完了しました。

こんにちは。小俣造園の小俣聖です。 緑摘みの作業も順調に進み、あと少しで全てのお客様を回りきれそうです。松の緑摘みについては前回の記事でご紹介しているのでこちらからどうぞ。

 

 

10本以上の黒松があり、日当たりの関係上影が多くなってしまっていますが、形の良いマキなど器量の良い植木がたくさんあります。またお客様自身が毎年手入れをされている低木類、特にサツキツツジは大変綺麗に咲いていました。脚立を使うような植木は我々職人が責任をもって美しい姿でいられるよう責任をもって手入れをさせていただいています。

黒松 手入れ前
黒松 手入れ前
黒松 手入れ後
黒松 手入れ後

さて、こちらのお客様の黒松では緑摘みだけでなく、もみあげも同時に行う方法で手入れをしましたので、今回はそのことについてご紹介したいと思います。

 

手入れ前
手入れ前
手入れ後
手入れ後

枝先についているのが、新芽でその下側の横方向に伸びているのが昨年の葉っぱです。長くなった新芽を適当な長さを残して摘み取り、同時に古葉を取り除きます。写真の新芽では長さが短いため摘み取っていません。

別の松ですが、離れて見るとこんな感じです。松としては葉の量が少ないので寂しい見た目になってしまいますが、夏の中旬頃になれば成長した葉の量が程よくなるので見た目も大変綺麗になります。初夏の「緑摘み」と秋口からの「もみあげ」の年2回の剪定が一般的ですが、こういった別の方法をとれる選択肢というか引き出しの多さみたいなものも必要ですね。自宅の松もこの方法でやっているのでその変化もこれからの記事の中で紹介していきますね。

 

それでは失礼します。次回の更新もお楽しみに!

 

小俣