こんにちは。小俣造園の小俣聖です。本日、年内最後の個人邸での手入れが終わりました。12月中は平日に雨が降ることもなく、滞りなくお客様を回ることができました。今回は玄関前にあります大変立派な赤松をメインにお伝えします。
後ろの家屋の大きさや植栽されたスペースにぴったりの大きさの赤松です。女松という別名の通りに仕上がりに柔らかさが感じられるような手入れを心がけています。黒松に比べて枝数が多くなるため手入れにかかる時間は長くなりますが、この雰囲気はやはり赤松にしか出せないですね。親方もここまでの赤松はなかなかお目にかかれないというほどの一本です。
手を抜こうを思えばできてしまう植木の手入れですが、そういったものでは植木それぞれが持つ固有の美しさを出すことはできません。枝ぶりや葉性、幹の斜上といったものを生かすために、我々が持てる技術を注ぎ込んで最高の形に近づけるように妥協することなく向き合うということは今後とも続けていかなければならないですね。
年明けにも引き続き個人邸での手入れがありますので、また随時更新をしていきます。本年中も大変お世話になりました。また今後ともよろしくお願いいたします。
それでは失礼します。次回の更新もお楽しみに!
小俣
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