12.15【相模原】N様邸 赤松の手入れが完了しました。

こんにちは。小俣造園の小俣聖です。本日は黒松と赤松の手入れについてお伝えしたいと思います。塀沿いには右側からクロマツ、仕立物のモチノキ、キンモクセイ、モミジにシュロといった背の高い植木が並んでいるので道路側から見ても迫力があります。

黒松 手入れ前
黒松 手入れ前
黒松 手入れ中
黒松 手入れ中
黒松 手入れ後
黒松 手入れ後

今回は手入れ中の写真も撮ってみました。写っているのは親方です。こうして並べてみると手入れの見た目の変化だけでなく、その進み具合もわかります。写真の中央とその左のモチノキとキンモクセイは表面を刈り揃える刈込剪定のため同程度の時間でも2本分進みますが、松の場合は枝の1本1本の古葉をむしる「もみあげ」という松類特有の剪定方法をします。そのために進むスピードにもこれほどの差が出てくるのですね。

中庭にも背が低いながらも枝ぶりや幹の粘りが素晴らしい赤松があります。撮影する場所の関係上、陽の光がどうしても入ってきてしまい輪郭がややぼやけてしまうのが残念です。この他にも初代親方の時代から手入れを続けさせていただいているツゲの仕立物やシラカシといった古くからの植木も多くあるお庭でした。また春ごろに伺った際にはそれらもお伝えしたいと思います。

 

それでは失礼します。次回の更新もお楽しみに!

 

小俣