12.19【相模原】S様邸 モチノキの手入れが完了しました。

こんにちは。小俣造園の小俣聖です。本日も個人邸での手入れが完了しました。こちらにはたくさんの仕立物のモチノキがあり、もっぱら私はひたすらに刈込剪定をしていました。一日中刈込鋏を使っていると指の関節が固まってきますね。

塀沿いにもあり、合計で8本程あったかと思います。そしてモチノキの本数がこれほどになると、なかには害虫が付着しているものもあります。我々の天敵です。

それがこちらの赤枠で囲った中にいるのがその害虫です。カイガラムシという虫で樹液を吸って生育を妨げます。またカイガラムシの排泄物がすす病というものを誘発し、青色で囲った部分のように葉を黒く変色させます。変色した部分では光合成が十分に行われないため、こちらも生育を妨げる要因になります。カイガラムシを発見した時には既に大量発生しているケースもあり、駆除の時期も限定されてしまうため非常にやっかいな害虫です。また製薬会社も人間や野菜に比べると新薬開発に積極的ではないらしいという話を聞くので、我々としても打つ手が非常に少ない状況です。時期を問わずに完全に駆除できる薬剤ができたら大ヒット商品になるのは間違いなしでしょう。